株式会社PHONE APPLI様は、業種問わず、DX推進や情報システム、人事、経営企画部門をターゲットに、コミュニケーション改革を支援するプロダクトを展開されています。かつては指名検索のみの運用で月間CVが1〜2件という停滞期にありましたが、キーワードマーケティングとのパートナーシップにより、月間100件を超える安定したリード獲得を実現。成果を100倍にまで引き上げた担当者の「泥臭いまでの顧客理解」と、強固なパートナーシップの裏側にあった取り組みについて詳しく伺いました。
※本インタビューは2026年1月に実施しました。以下は取材当時の内容です。
事業と役割分担について

―― まず、御社の事業内容について教えてください。
浅沼様
弊社は、働くすべての人をつなげ、価値ある出会いを生み出すコミュニケーションプラットフォームを提供しています。主力プロダクトの「PHONE APPLI PEOPLE」を中心に、企業のDX推進や情報システム部門の方々の課題解決を支援しています。
―― 浅沼様の部署やチーム内での役割についても聞かせていただけますか。
浅沼様
セールスマーケティング部に所属しており、PHONE APPLIが提供するプロダクトのリード獲得が主なミッションです。ターゲットとなるDX推進担当者や情報システム部の方々のリードを獲得し、インサイドセールスへ確度の高い状態でつなぐプロセス全体の設計・運用を行っています。
指名検索のみの運用でCVは月1~2件。改善の糸口も見えない状況だった
―― キーワードマーケティングにご相談いただく前の、デジタルマーケティングの状況について教えてください。
浅沼様
私が入社する前の話になりますが、当時は別の広告代理店さんに運用をお願いしていました。ただ、運用内容としては「指名検索(社名やサービス名)」のみに限定されており、コンバージョン数は1ヶ月に1~2件という状態だったそうです。
社内にも広告運用の知見があるメンバーがおらず、「何が悪いのか」「どこから手を付けていいのか」さえ分からないという、まさに手探りの状態が続いていたと聞いています。

―― その状況から、どのようにして弊社を見つけてくださったのでしょうか?
浅沼様
「やはりノウハウのある会社に依頼しなければならない」と考えた前任者が、まずは前職でお世話になっていた会社に打診したそうですが、案件が立て込んでいたようで断られてしまったんです。
そこからネットで探したり、広告に詳しい知り合いに聞いたりする中で、キーワードマーケティングさんの名前が挙がりました。最終的には、御社のホームページやブログ記事を読み込んで「ここなら信頼できそうだ」と感じたことが、問い合わせのきっかけになったようです。
岡野
当時のCV数は、今の「月間100件超」という状況から考えると驚くほど少ないですよね。
浅沼様
本当にそうですね。当時は予算も非常に少なく、リスクを最小限に抑えた範囲でしか実施できていませんでした。今振り返ると、改善の余地しかない「暗黒期」のような状態だったのだと思います。
―― 数ある代理店の中で、最終的な「決め手」は何だったのでしょうか。
浅沼様
打ち合わせでの提案内容が非常に良かったと聞いています。現状の課題と、それに対する具体的な対策が明確に整理されていました。「ここにお任せすればリード数を向上させられる」という具体的なイメージが湧いたことが、正式な依頼の決め手になったそうです。
500件の「生の声」と向き合う、代理店を超えた執着心
―― 運用が4年に及ぶ中で、浅沼様が「これはすごいな」と体感された具体的な施策はありますか?
浅沼様
特に印象深いことが2つあります。1つ目は、500件以上の「お客様からの問い合わせデータ」の精査です。
―― 500件……!それは弊社の岡野が自ら申し出たのでしょうか?
浅沼様
はい。弊社に届いた実際の問い合わせ内容を大量にお渡ししたのですが、岡野さんはそれを一件一件すべて読み込んで、顧客がどんな悩みを抱え、どんなキーワードで検索しているのかを抽出してくれたんです。

岡野
広告のコピーは、ユーザーの「生の声」を反映させるのが一番効くと思っているんです。膨大な数でしたが、どうしても自分で把握したくて。上から順にピックアップして、「この悩みにはこの訴求をぶつけましょう」と提案させていただきました。
浅沼様
自社でもなかなかできない作業ですよ。それを代理店さんが一人でやってくださっていると知って、その熱量に驚きましたし、その分析に基づいた改善だからこそ、大きな成果に繋がっているんだなと確信しました。
「予算を絞って成果を維持する」という矛盾への回答

浅沼様
2つ目は、弊社の予算都合による「無茶な相談」への対応です。期の終わりなどで予算を削らなければならない時期があるのですが、それでも「効果(リード数)は落としたくない」という……今思えば本当に無理なお願いをしています(笑)。
―― 予算を減らして成果を維持するのは、運用者泣かせですね。
浅沼様
でも、岡野さんは「じゃあ、こうしましょう」と具体策をすぐに提案してくれるんです。単に単価を安くするのではなく、「確度の高いターゲットに絞って戦略を切り替えましょう」と。実際にその通りに動いてもらうと、予算が少ない中でもリードがしっかり維持できる。この安心感は計り知れません。
岡野
ファネルの最上部、つまり今すぐ解決策を探している層を徹底的に狙い、効率を極限まで高めました。そこは絶対に逃さないという体制を組んでいます。
「広告はオワコン?」という社内の声を払拭するデータ

―― 2024年4月には媒体数やご予算を一気に増やされましたが、社内での広告の評価に変化があったのでしょうか?
浅沼様
そうですね。安定して成果が出るようになったことで、社内のマーケティング施策における広告の優先順位がぐっと上がりました。今、定常的なランニングコストとしては広告が一番大きいです。
―― 以前は他の施策がメインだったのですか?
浅沼様
SEOや記事作成、ナーチャリングなど色々やってはいますが、最近では他部署から「ウェビナーの集客が足りないから、至急で広告を出してほしい!」といった依頼が頻繁に来るようになりました。以前なら考えられなかったことです。
岡野
確かに、最近はイベントやウェビナー関連の突発的なご相談も増えましたね。
浅沼様
実は社内で「AI検索が普及したら広告はオワコンなんじゃないか?」なんて意見が出ることもあるんです。でも、今のリード獲得の柱は間違いなく広告。だからこそ私は「今の動向を一番分かっているキーワードマーケティングさんと共に、AIの波も乗りこなして土台を固めていくべきだ」と社内に発信し続けています。
パートナーというより、もはや「チームの一員」

―― 浅沼様にとって、今のキーワードマーケティング(岡野)はどのような存在ですか?
浅沼様
もう、単なる外注先とか代理店という感覚はありません。弊社のプロダクトの価値を深く理解しようとしてくれますし、「マーケティングチームの一員」だと思っています。
岡野
そう言っていただけると、本当に嬉しいです。
浅沼様
週に何度も「パラメーターを全部変えてほしい」「3日間だけこの広告を出してほしい」と、普通なら嫌がられるような細かい、かつ緊急の連絡をしてしまうのですが、いつも迅速に対応してくださる。パソコンの裏で嫌な顔をしているかもしれませんが(笑)、そのスピード感とホスピタリティには本当に感謝しています。
岡野
いえいえ、焦りはしますけど嫌な顔なんてしませんよ!(笑) お役に立てるのが一番ですから。
未来への展望:イベント×広告のマルチチャネル戦略

―― 最後に、今後の展望についてお聞かせください。
浅沼様
今後は、現在取り組んでいる検索広告の徹底に加え、イベントやオフィスツアーといったリアルな施策とデジタル広告をより密接に連携させていきたいです。認知から導入検討まで、マルチチャネルで後押しする体制を強化したいと考えています。
岡野
今後はGA4の活用やcookie規制、さらにはAI検索内への広告掲載など、広告を取り巻く環境の変化も激しくなります。そこもしっかりと先回りして、PHONE APPLI様の知見を深めるサポートを続けていきます。
浅沼様
これからも最新の動向を踏まえた戦略的な提案を期待しています。一緒にAI時代のマーケティングを切り拓いていければと思います!
―― 本日はありがとうございました!


