
2026年4月に、従来の LINE 広告と Yahoo! 広告が統合され「LINE ヤフー広告 ディスプレイ広告」の提供が開始されました。
これに伴い、運用担当者やマーケターの方は「結局、自分は何か作業をしなければならないのか?」や「10月に LINE 広告が止まるというのは本当か?」「計測タグはどうなるのか」といった不安を持っているのではないでしょうか。
本記事では、 Yahoo! 広告、または LINE 広告を配信しているユーザーに向けて、今回のプラットフォーム統合がもたらす影響、対応すべきこと、そして放置した場合のリスクまでを、公式の一次情報に基づき徹底解説します。
2026年4月1日より、これまで独立して運用されていた「LINE 広告」と「Yahoo! 広告 ディスプレイ広告(運用型・予約型)」が統合され、新たに「LINE ヤフー広告 ディスプレイ広告」という名称で提供が開始されました。

日本最大級のコミュニケーションツールである LINE と、検索エンジンである Yahoo! JAPAN の膨大なデータを掛け合わせることで、AI による機械学習の精度とターゲティング精度を向上させることが目的とみられます。
データが一元化されることで、広告主にとってはより効率的な配信が見込めるようになります。
ここでは LINE ヤフー広告プラットフォーム統合でどういった対応が必要かや、変更点などについてまとめています。
| 概要 | 詳細 |
|---|---|
| サービスの名称 | 旧:LINE 広告 / Yahoo! 広告 ディスプレイ広告 新:LINE ヤフー広告 ディスプレイ広告 |
| アドネットワークの名称 | LINE ヤフー広告ネットワークに変更 |
| 管理画面 システムの基盤 | 新しいプラットフォームは、「Yahoo! 広告」の基盤(システム)に統一 |
| 検索広告の扱い | 「Yahoo! 広告 検索広告」は、名称のみ変更。 プラットフォームの統合や移行作業は不要。 |
| 審査基準 入稿規定 | Yahoo! の基準に統一 |
中でも「審査基準」に関しては、LINE 広告で配信している方は Yahoo! の審査基準や入稿規定に統一されるため、特に気をつけましょう。
例えば、LINE で配信しているクリエイティブのままにしておくと、新基準に抵触して審査落ちしてしまうということも考えられます。そのため、Yahoo! 広告の入稿規定をしっかりと確認し、審査落ちを未然に防ぎましょう。
LINE ヤフー広告プラットフォーム統合は、現在「Yahoo! 広告」または「LINE 広告」を利用しているすべての広告主・代理店が対象です。
放置しておくと特に LINE 広告をメインで運用している方は次のようなデメリットが発生する可能性があります。
2026年4月の統合開始と同時に LINE 広告が使えなくなるわけではありません。ただし、2026年の10月までに対応しないと広告配信ができなくなることを念頭に置き、必要な対応を確認し今後のスケジュールを立てましょう。
今回の統合によって広告主が受ける恩恵は主に2つあります。それぞれについて詳しく解説していくので、統合後にどのような動きになるのかや、どんなことができるのかイメージしてみましょう。
これまで、LINE と Yahoo! JAPAN は広告媒体が分かれていたため、ユーザーの行動データも分断されていました。統合され、横断的に学習が行われることで、AI によるターゲティング精度が高まることが考えられます。これにより、これまで以上に正確なターゲットへの配信が期待できます。
これまでは、LINE 面に配信する場合は LINE 広告の管理画面から設定し、Yahoo! 面に配信するには Yahoo! 広告管理画面での設定が必要でした。
統合することで、1つの管理画面から、LINE のトークリストや LINE VOOM、そしてYahoo! JAPAN のトップページや各種サービス面へシームレスに配信設定ができるようになりました。「LINE にはいるが Yahoo! にはいないユーザー」などへ、よりスムーズに広告でリーチができます。
さらに、レポートのダウンロードや入札調整の工数を削減できるようになります。これまでは、LINE と Yahoo! それぞれの広告管理画面を開いて作業していましたが、管理画面統合によってすべて1つの管理画面で完結します。
ここまで統合の注意点など紹介しましたが、2026年10月までにどんなことをすればいいかをまとめました。自動で移行されるものと手動で対応が必要なものをしっかりと理解しておきましょう。
| 媒体 | 移行作業の要否 | 詳細 |
|---|---|---|
|
Yahoo! ディスプレイ
広告 |
不要
(自動移行) |
統合後もそのままの管理画面・設定で 利用継続が可能 |
| LINE 広告 |
必要
(手動で移行) |
「LINE ヤフー広告 ディスプレイ広告」への移行作業が必須。 |
| Yahoo! 検索広告 | 不要 | 名称のみ変更で移行作業は不要 |
|
広告ネットワーク
(アプリ面への配信など) |
不要 | 名称が統一されるのみで、設定変更などの手続きは不要 |
移行作業が必要な媒体は、LINEヤフーから「移行ツール」が提供される予定です。「移行ツール」は LINE 広告の管理画面データをコピーして移行できるようにするためのツールのため、スムーズに統合作業ができると思います。
今回のLINEヤフー統合に関しては、以下の4点がポイントです。これらをもとに移行までのスケジュールを逆算して考えておきましょう

この記事では、LINE ヤフー統合についての概要と必要な対応、スケジュール感を解説しました。
特に、LINE 広告を配信している方は事前に何が対応すべき内容かを把握し慌てないようにしましょう。
移行作業で混乱するかもしれませんが、このアップデートによってさらに効率的な広告運用が期待できるため、手順を理解し早目の対応をおすすめします!
広告運用 コンサルタント
2020年入社。大学でマーケティングを専攻→キーマケに入社し広告事業部に配属される。配属後2ヶ月で動画広告作成に携わる等、検索やディスプレイ広告以外も勉強中。趣味はギターと温泉。特に冬の露天風呂は至高。
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