入社前日。「社会人として自分はやっていけるのかな・・・」と不安に思っている新卒の方も多いのではないでしょうか?
上司に「こいつ・・・できるな!」と思わせるためにこの時期にやるべきことは、実は広告の勉強ではないのです。
今回は、毎年入社する新卒社員を5年見続けてわかった、新卒社員の方が「入社直後にやるべき8つのこと」についてお話しします。
1.学び方と考え方の勉強
社会人になっても勉強は続きます。社会人のマナーや電話・来客応対、メールの書き方など。新卒社員の方は「学ぶこと」「考えること」がたくさんあるのです。
そんなみなさんがまず初めにやっておくべきことは「学ぶこと、考えることを勉強すること」です。「なぜ、学ぶのか、なぜ、考えることが大事なのか?」。これらを身につけて仕事に取り組むと、視野を広げることができます。
学ぶこと、考えることを解説している本でおすすめしたいのはこちらの2冊です。
2.仕事に関する情報収集
広告運用代行の仕事をするみなさんが収集するとよい情報は3つあります。情報の範囲は徐々に大きくなってきますが、自分で情報を手に入れるという習慣をつけることが大切です。
- 入社する会社の情報収集
- 業界の情報収集
- 世の中の情報収集
入社する会社の情報収集
入社する会社の最新動向をキャッチしましょう。これからみなさんが働くのは変化の激しい業界です。入社する会社は、自分が内定をもらってから新しい商品をリリースしたり、サービスを改善しているかもしれません。
たとえば、弊社であれば、新しいセミナーを定期的に開催したり、広告運用で扱う媒体を増やしたりしています。
情報収集するときは、入社する会社の公式サイトの新着情報や会社からのお知らせ、公式SNS(Facebook、Twitter)アカウントをチェックしましょう。
キーワードマーケティング採用ブログ「キーマップ」
業界の情報収集
どのような仕事も、まずは、業界ならではの専門用語と基礎を学ぶことが大事です。広告運用代行の仕事で向き合うことが多いのはGoogle 広告です。そのため、Google 広告の用語と基礎について情報収集しましょう。
学ぶうえで参考になるのは以下のヘルプページです。ヘルプページでは、そもそも広告はなにか?や用語集まで基本中の基本のことまで掲載しています。わからないという前に一度ヘルプページ内で検索してみるといいでしょう。
Google 広告について – Google 広告 ヘルプ
オンラインで新規顧客を開拓するなら、Google 広告をぜひお試しください。Google 広告はビジネス投資です。Google 広告の仕組みを理解し、皆様の予算の範囲内でビジネスを成長させましょう。
世の中の情報収集
世の中の情報とは、マクロな情報のことを指します。マクロな情報は、中小企業や個人には(すぐに)影響しないこともあります。ただ、マクロはミクロに影響を与えるものです。そのため、世の中の情報は、みなさんが運用する広告に、そして入社する会社やクライアントさんの売上に影響することがあります。
「いまの世の中でなにが起きているのか?」の情報もキャッチしておきましょう。まずは Yahoo! トピックスをチェックすることからでも OK です。
主要トピックス一覧 – Yahoo!ニュース
主要トピックスを新着順にお届け。Yahoo!ニュースでは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事などを掲載しています。
3.パソコンの基本スキルを習得
広告運用の仕事でよく使うのは、Excel、PowerPoint、Wordです。Excel は広告のデータを分析するとき、PowerPoint は提案書やレポートを作成するときに、そして Word はその他の資料を作成するときに使うことが多いです。
弊社に入社する新卒社員は、Microsoft Office Specialist の取得を目指して、入社後に各ツールの勉強をしてもらっています。資格取得を目的に勉強するのもオススメです。
4.社会人としてのマナーを身につける
マナーと一言でいっても色々あります。身だしなみ、整理整頓、電話応対・・・など。どれも大事なマナーですが、誰でもすぐに身につけることができるのは「あいさつ」のマナーです。
人のコミュニケーションは「あいさつに始まり、あいさつに終わる」と言いますよね。仕事で人とコミュニケーションをとるにあたってハキハキしたあいさつは死ぬほど大事なのです。あいさつができるか否かで、あなたの印象は変わります。
同僚を一歩リードするために、広告の勉強をすることも大事です。ただ、それ以上にマナーのひとつである「あいさつができる人になること」は大事だと考えます。今日から早速はじめましょう。やることは簡単。出会う人に、目を見ておおきな声で挨拶をするだけです。
5.体力づくり
社会人は身体が資本。ただ、社会人になると運動不足になりがちです。しかし、健康でないと、いい仕事はできません。そのため、いまのうちからウォーキングをしたり筋トレする習慣をつけましょう。弊社は、Renobody というアプリを使い「部署対抗のウォーキングイベント」を開催しています。これにより、毎日1万歩以上歩くことの習慣化に努めているわけです。
筋トレについては、YouTube に参考になる動画がたくさん公開されているので検索してみてください!
6.規則正しい生活
健康管理は、重要な仕事のひとつです。そこでまず挑戦してほしいのは朝型生活に変えること。毎日遅くまで遊んだり、寝ない生活ができるのは学生のうちだけです。
夜ふかしは朝寝坊の原因になり、また体調不良を起こすことがあります。朝寝坊により遅刻が多い人や体調不良によりよく休む人は「自己管理ができない人」です。どれだけ仕事ができても、自己管理できない人は信用されません。
規則正しい生活にするために、まず実践するとよいのは早寝早起きです。ポイントは、夜の過ごし方を変えること。遅くとも日付が変わる前には寝るようにしましょう。
7.好きなこと、やりたいことをやる
社会人になると、学生時代よりも自由がきかなくなります。時間を気にせず好きなことを楽しめるのは今だけです。旅行に行ったり本を読んだりと・・・。
こうした好きなことを楽しんだ時間は、クリエイティブな発想力を高めることにつながります。クリエイティブな思考は、広告運用の仕事でも求められるスキルなのですね。また、好きなことをした経験は、社会人になって壁にぶつかったときの支えにもなります。
やり残しがないように、やりたいことをやり尽くしましょう!
8.好奇心をもった行動
アインシュタインが残した言葉に「私に特別な才能はありません。非常に強い好奇心を持っているだけです」があります。広告運用の世界は、変化の激しい業界。新機能がリリースされたり、既存の機能が改良されるのは日常茶飯事です。そんな機能を学び、実践するにあたっては、好奇心がとても大事です。
映画・芸術鑑賞、資格取得、グルメ・・・など。いろんなことに興味をもって新しい世界に飛び込んでみましょう。
基本的なことが一番大事
みなさんが飛び込む運用型広告の業界は学ぶことが多い業界です。そんな業界なので「広告の勉強しないと・・・」というプレッシャーがあるかもしれませんね。
ただ、広告の勉強は会社に入ってからもできます。弊社では研修を用意していますが、あなたの入社する会社にも学ぶためのプログラムがあると思います。不安な方は、会社に聞いてみましょう。
広告について深いところまで学ぼうとしても、独学では理解し難いことがありますし、先輩に教えてもらった方が学びやすいことも多いです。そのため、広告について事前に勉強するのであれば、基礎の基礎だけで十分です。
それよりも、心と体を社会人モードに変えることが大事だと考えます。心技体の「技」は入社してから勉強するのでも大丈夫!
今回ご紹介した8つのこと、ご参考いただけると幸いです。実践し、社会人としての一歩を踏み出してください!