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【2020年版】リスティング広告のアカウント構造の考え方とは?具体例と最新動向まとめ

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広告運用を始めた時にまずつまずくポイントの一つでもあるアカウント構造は言葉の意味だけでなく、具体的なイメージも一緒に理解する必要があります。

この記事では、初心者でもぐっと理解が深まるようにリスティング広告のアカウント構造をわかりやすく解説します。

シンプルなアカウント構造こそ成果を出すために必要

リスティング広告のアカウント構造の「あり方」については、様々な試行錯誤が繰り返されてきました。

現在では機械学習の精度が良く、自動入札の技術が進歩した結果、よりシンプルなアカウント構造が推奨されるようになりました。

たとえば、Google はデータを効率的に集め、ユーザーに対して適切な広告を配信できるよう、下記のようなアカウント構造を理想としています。

  • ユーザニーズに基づきテーマ別にキャンペーンを分ける
  • デバイスやキーワードのマッチタイプで分けない
  • 日予算や配信地域などのキャンペーンレベルでしか分けられないものを分ける

今回の記事では、こういった最新の動向を踏まえながら、リスティング広告を運用するにあたって基本となるアカウントを形成する要素を一つ一つ解説していきたいと思います。

具体的な考え方や図説を用いた例を紹介するのでアカウント作成の際に参考にしてみてください。

広告アカウントの基本構造と設定する項目

ここからは広告アカウントの基本構造とその中で設定が必要な項目を説明していきます。広告アカウントは以下4つの階層に分かれています。

  1. キャンペーン
  2. 広告グループ
  3. キーワード
  4. 広告

キャンペーンが一番上の階層となり、その中に広告グループ、またその中にキーワードと広告グループが内包されています。各階層ごとに設定する項目があるので、詳しく説明していきます。

アカウント構造のイメージ

1.キャンペーン

設定項目が多いですが、主に1日に使用する予算、配信地域や配信スケジュールを設定する階層がキャンペーンだと覚えておくと良いでしょう。

キャンペーンは、アカウント内で一番大きい階層で、検索・ディスプレイの中でも複数登録することがあります。設定項目は必須と任意を含めて下記の通りです。

必須 キャンペーン名
キャンペーン目標
キャンペーンタイプ
配信ネットワーク
デバイス
地域
言語
予算
入札方法
任意 広告表示オプション
スケジュール
ターゲット地域の詳細設定
キャンペーン URL のオプション

また、宣伝する商材やサービスのカテゴリ、ターゲティングによってキャンペーンが分けられている場合が多いです。

広告グループ

広告グループは、キーワード・広告をジャンル別にまとめたものと覚えておくと良いでしょう。キャンペーンの内にある階層が広告グループになります。キャンペーンで大きく分類したカテゴリを更に細かく分けることができます。

キャンペーン内に、複数の広告グループを登録することができ、商品やサービスを分けるときや複数のターゲティングを設定する際に活用します。設定項目は以下の2つです。

  1. 広告グループ名
  2. 広告グループ単位の入札単価(上限クリック単価)

キーワード

キーワードは、広告グループ内にある項目で、宣伝する商材やサービスに関連した語句を登録します。この登録したキーワードをもとに、ユーザーが検索したときに広告を配信するかが決まります。

キーワードでは主に以下の項目の設定をおこないます。

  • 登録キーワード
  • 登録キーワードのマッチタイプ
    • 完全一致
    • フレーズ一致
    • 絞り込み部分一致
    • 部分一致
  • キーワード単位の入札単価*
    • 個別クリック単価制

*キーワード単位の入札単価は基本的には個別クリック単価制です。ただ、キャンペーンの入札戦略で「クリック数の最大化」を選ぶことでシステムに入札単価の設定を任せることも可能です。こちらは予算内で最大限クリック数を獲得できるように、システムが上限クリック単価を自動的に設定する機能です。

マッチタイプは、広告掲載の範囲を示す設定で4種類あります。各タイプの仕様を把握したうえで、キーワード設定をする必要があります。詳しくは「キーワードのマッチタイプについて」をご覧ください。

また、入札単価は広告グループ単位とキーワード単位の2パターンがあります。どちらが採用されているか管理画面で確認することが可能です。

広告

最後に広告ですが、こちらはキーワードと同様に広告グループ内にある項目で、実際に配信される広告文を指します。設定するのは以下のものになっています。

  • 広告名
  • テキスト(見出し・説明文)
  • 画像(ディスプレイ広告のみ)
  • パス
  • リンク先 URL

先に紹介したキーワードと広告は連動していて、設定したキーワードによって広告文の出し分けをおこなうことが可能です。

たとえば、A というキーワードが検索されたら A に関連した広告が表示となるように必ず対応しているということです。

具体例をもとに構造と設定項目を理解しよう!

実際にどのような構造になるか、化粧水を例にして広告アカウントを作成したのが以下の図です。

化粧水を例に考えたアカウント構造

運用しているアカウントの構造を把握しましょう。

今回は、リスティング広告のアカウント構造についてご説明いたしました。新入社員をはじめとした広告運用に初めて携わる方が、ただ管理画面をみているだけでは構造について把握することは困難です。

もちろん、全てを理解するには時間がかかるかと思います。しかし、記事で解説したアカウント構造の要素をあらかじめおさえておくことで、基本的なアカウント構造について理解できるだけでなく、今後の広告運用に関わる知識の理解スピードが格段に上がると思います。

是非、今一度自分が携わるアカウントにログインし、本記事と照らし合わせながら構造を把握していきましょう。

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