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TikTok広告で使えるターゲティングを解説!最適化のコツは“絞りすぎないこと”

キーマケ編集部

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2023.08.12

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TikTok 広告を活用する企業は近年増加していて、ハッシュタグチャレンジを使って認知施策をおこなう企業や、おすすめ欄に流れてくるインフィード広告などで商品やサービスを紹介する企業をよく見るようになりました。

広告媒体の中でも比較的新しい TikTok 広告ですが、Google や Yahoo!、その他SNS 広告と同様にターゲティングによって成果は変わってきます。

TikTok アプリ内での行動をもとにしたターゲティングなど、他の広告媒体ではできない TikTok ならではのターゲティングもあります。そのため、どんなターゲティングがあり、どんな特徴や活用方法があるのかを理解しておくことが最短で成果へ繋げるために必要になってきます。

たとえば、動画の付いているハッシュタグをもとにターゲティングする「ハッシュタグインタラクション」は、他の媒体にはあまりないターゲティング方法ですし、活用しやすいターゲティングなのではないかと思います。

この記事では、まだ TikTok 運用型広告を始めていない方にもどのようなターゲティングができるかをイメージしてもらえるように、ターゲティング一覧をまとめ、それぞれを詳しく解説しています。

TikTok 運用型広告のターゲティングの特徴

TikTok 運用型広告の特徴は何と言っても、ユーザーが TikTok アプリ内で起こした行動にもとづいたターゲティングができることです。

たとえば、「特定のタイプのクリエイター(TikTok ユーザー)をフォローしたユーザー」をターゲティングできる機能があります。

同じく SNS 広告である Twitter 広告にも、フォロワーのデータをもとにしたターゲティング方法がありますが、この Twitter 広告のターゲティングは「特定の Twitter ユーザーのフォロワーに似ているユーザー」をターゲティングする機能です。「特定の Twitter ユーザーのフォロワー」を直接ターゲティングすることはできません。

似ているようですが異なるターゲティングであり、他の広告媒体ではできない TikTok 運用型広告ならではのターゲティング方法だといえます。

もちろんこの他にも、ユーザー属性にもとづくターゲティングや、自社サイト閲覧者をターゲティングするリマーケティングなども使用できます。これらのように Google や Yahoo!、Facebook、Instagram 広告など他の広告媒体で使用できるターゲティングと同様のものも多く用意されています。

ターゲティングは広告セットで設定する

TikTok 運用型広告の広告アカウントの構造は、一番上の階層からキャンペーン、広告セット、広告になっています。各階層でそれぞれ配信に必要な情報を設定し、ターゲティングの設定は広告セットでおこないます。

また、1つの広告セットに対して複数のターゲティング方法を使用することもできます。たとえば、性別のターゲティングで「女性」を設定し、かつユーザーの興味にもとづくターゲティングで「コスメ」を設定することで、コスメに関して興味がある女性ユーザーのみをターゲティングすることができます。

Facebook や Twitter、LINE の広告管理画面も、ターゲティングは広告セット(広告グループ)で設定し、1つの広告セットに対して複数のターゲティング方法を使用できます。TikTok 広告もターゲティングの設定方法は、他の SNS 広告と似た構造になっていると考えてよいでしょう。

ターゲティングは自動とカスタムから選ぶことができる

TikTok 運用型広告にはさまざまなターゲティングの種類があり、基本的には使用したいターゲティングを自由に選択して広告を配信します。しかし、ターゲティングを自分で選択するのではなく、全自動でターゲティングして配信されるようにすることもできます。

この自動ターゲティングでは、配信地域と言語のみ選択できますが、それ以外のターゲティングはすべて選択できず、自動のターゲティングに任せて配信される仕組みになっています。つまり、配信地域と言語以外はすべて機械に丸投げして配信するような機能です。

もちろんランダムにターゲティングされるわけではなく、広告の目的、広告のコンテンツ内容、過去の配信データをもとにして、より成果が出るように最適化されます。

自動ターゲティングの設定方法は、広告セットの設定画面から「配信対象モードを選択」から「自動配信対象」を選択します。配信地域(管理画面上の表示は「ロケーション」)は、日本の場合、都道府県単位まで設定できます。

広告セットの編集画面 > 配信対象

特定のターゲティングを任意に選択する場合は、配信対象モードを「カスタム配信対象」に設定していきます。ここからは具体的にどんなターゲティング方法が使用できるか、詳しく解説していきます。

ターゲティング一覧

TikTok 運用型広告で使用できるターゲティングの種類は、大きく次の4つに分けられます。それぞれのターゲティングの仕組みや、活用方法を詳細に紹介していきます。各ターゲティングを資料にまとめたので下記ボタンよりダウンロードしてご活用ください。

  • デモグラフィック
  • ユーザーリスト
  • 興味&行動
  • デバイス

デモグラフィック

デモグラフィックとはユーザー属性のことです。具体的には、性別や年齢、ロケーション(地域)、言語の4つの項目で設定をおこないます。

ターゲティングの種類詳細
性別・広告配信をするユーザーの性別を男性、女性、無制限のうちから選択
・男女どちらにも配信する場合は無制限を選択
年齢・広告配信をするユーザーの年齢を13〜17歳、18〜24歳、25〜34歳、35〜44歳、45〜54歳、55歳以上、無制限のうちから選択
ロケーション(地域)・広告配信をする地域を選択
・日本は国単位だけでなく、都道府県単位でも選択が可能
言語・広告配信をするユーザーの言語を選択
・アプリの言語設定にもとづいてターゲティングされる
TikTok 広告ターゲティング:デモグラフィック

TikTok アプリを使用するとき、ユーザーが自らプロフィールとして設定するのは年齢(生年月日)のみです。言語は使用しているデバイスの設定によります。このことからデモグラフィックのターゲティングのなかでも「年齢」と「言語」の2つは、ユーザーのプロフィール設定にもとづいてターゲティングされていると考えられます。

また、地域のターゲティングは公式ヘルプによると以下のように説明されています。

ロケーションターゲティングでは、さまざまなシグナルに基づいて、ロケーションターゲティング選択に一致するユーザーに広告が配信されます。シグナルが異なるため、配信は保証されていません。

引用元:ロケーションターゲティング|TikTok ビジネスヘルプセンター 

地域のターゲティングは「さまざまなシグナル」をもとにしていると説明されていて、具体的にどんなデータを使用しているかは明言されていません。

ヘルプから読み取ると地域のターゲティングは、ユーザー自らが設定したプロフィール以外の情報も参考にしているかもしれないので、精度が厳密ではない可能性も考えられます。

ユーザーリスト

ユーザーリストには2つの種類があります。1つ目が、自社サイトに訪問したユーザーや広告をクリックしたことがあるユーザーなど、これまでに接触したことのあるユーザーのリストを作成し、そのリスト内に含まれるユーザーに対して広告配信をする「カスタムオーディエンス」です。

もう1つが、作成したカスタムオーディエンスのリストをもとに、リスト内に含まれるユーザーに類似したユーザーにも広告配信をする「類似オーディエンス」です。類似オーディエンスはこれまでに接触したことないユーザーにも広告配信をすることができます。

カスタムオーディエンスまたは類似オーディエンスなどのユーザーリストは、広告セットの「ユーザーリスト」の項目で指定してターゲティングに使用します。

使用したいユーザーリストは「含める」の項目で選択します。反対に広告配信をしたくないユーザーリストを作成して、「除外」の項目で選択すると、そのユーザーリストに含まれるユーザーは配信除外できます。

たとえば、初回限定価格で広告を出す場合などリピートをしない想定のコンバージョンや BtoB の広告で、1度コンバージョン(購入/契約)したユーザーをリスト化し、除外設定をします。その結果、ターゲットではあるものの、今後コンバージョンする見込みがないユーザーには広告を配信しないようにできます。

広告セットの編集画面でユーザーリストを選択するためにはユーザーリストを作成しておく必要があります。ユーザーリストは管理画面上部のメニューの「アセット」から「オーディエンス」をクリックして、オーディエンス作成画面から作成できます。

もしくは広告セットの編集画面で、ユーザーリストの設定項目の右側にある新規作成のアイコンからでもオーディエンス作成画面に移動できます。

広告セットの編集画面 > ユーザーリスト

ここからはユーザーリストで使用する、カスタムオーディエンスと類似オーディエンスの作成方法を説明します。

カスタムオーディエンスの作成

まずはカスタムオーディエンスの作成方法から説明します。カスタムオーディエンスは、保有している顧客データや自社サイトの閲覧者のデータ、広告の配信データなどを使用してユーザーリストを作成します。

カスタムオーディエンス作成画面

保有している顧客データや自社サイトの閲覧者のデータを使用する場合は、顧客データや TikTok ピクセル(自社サイトに設置するコード)から得られたデータと TikTok ユーザーを照合してリストが作成されます。

カスタムオーディエンスで作成できるオーディエンスは5つのタイプがあります。各オーディエンスタイプの詳細は次のとおりです。

オーディエンスタイプ詳細
カスタムファイル・保有している顧客データをアップロードして、TikTok アプリユーザーと重複するユーザーリスト化
※広告識別子 IDFA / GAID のデータしか使用できない(2022年6月時点)
広告エンゲージメント・過去に広告を視聴あるいはクリックしたユーザーをリスト化
アプリイベント・自社アプリ内で特定のアクション(インストールやアプリ内購入など)を実行したユーザーをリスト化
ウェブサイト閲覧者・自社ウェブサイトを訪問あるいは特定のアクションを実行したユーザーをリスト化
・リマーケティング広告を配信したい場合や、コンバージョンしたユーザーへの配信を除外したいときなどに活用
リード獲得・リード獲得目的の広告でリードフォームを送信したユーザー、あるいはリードフォームを閲覧したユーザーをリスト化
TikTok 広告ターゲティング:ユーザーリスト「カスタムオーディエンス」

カスタムファイルは、Facebook 広告など他の広告媒体では電話番号やメールアドレスなどのデータが使用できますが、TikTok 運用型広告では使用できません。

ただし、2022年6月時点ではヘルプページに「電話とメールのマッチングは現在テスト中です。」と記載があるので今後機能が追加されることが期待できます。

類似オーディエンスの作成

類似オーディエンスは、カスタムオーディエンスで作成したリストをもとにして、そのリストに含まれるユーザーの特徴を学習し、似た特徴を持つと判断された別のユーザーをリスト化します。

カスタムオーディエンスで作成したリストと TikTok での情報や自社で保有しているユーザーの傾向などを踏まえて、広告配信対象のユーザーを判別するので、詳しい仕様は明かされていません。しかし、オーガニック投稿のおすすめ欄の精度が高い TikTok ではターゲティングの精度も一定以上の評価はできそうです。

興味&行動

TikTok ユーザーのアプリ内の行動などをもとに判断された興味関心をターゲティングしたり、アプリ内行動自体をターゲティングすることができます。興味関心ターゲティングと行動ターゲティングに分けられ、さらに行動ターゲティングには3種類のターゲティングがあります。

  • 興味関心ターゲティング
  • 行動ターゲティング
    • 動画インタラクション
    • クリエイターインタラクション
    • ハッシュタグインタラクション

興味関心ターゲティングと行動ターゲティングを1つの広告セットで複数設定した場合は or 条件でターゲティングされます。

つまり興味関心ターゲティングの「A」と行動ターゲティングの「B」を設定した場合、「A」に興味がある、または「B」の行動をしたユーザーをターゲティングします。「A」に興味があるユーザーのうち「B」の行動をしたユーザーのみをターゲティングするという仕組みにはなりません。ここからは各ターゲティングをそれぞれ詳しく紹介していきます。

興味関心ターゲティング

複数の興味関心カテゴリーからターゲティングしたいものを選択することで、そのカテゴリーに関連する事柄に興味関心があると判断されたユーザーに配信できます。

カテゴリーはいくつかの階層になって用意されており、上位カテゴリーを選択するとそこに含まれる下位カテゴリーすべてを一括で選択できます。

たとえば「ペット」のカテゴリーのなかには「ペットフード」や「ペットのおもちゃ」などの下位カテゴリーが含まれています。

上位カテゴリーである「ペット」を選択すると、「ペットフード」や「ペットのおもちゃ」などの下位カテゴリーも一括で選択されます。もし、「ペットフード」だけをターゲティングしたい場合は、上位カテゴリーの「ペット」は選択せず、「ペットフード」だけ選択します。

記事執筆時点で選択できる一番上位のカテゴリーを一覧で記載するので活用できそうなカテゴリーがあるか探してみてください。興味関心ターゲティングもまた上位カテゴリーと下位カテゴリーがあり、この記事では上位カテゴリーのみ一覧で紹介します。

  • 車両&輸送手段
  • 携帯電話/パソコン
  • ファッション/靴/帽子/カバン
  • アウトドアスポーツ
  • 金融
  • ビジネスサービス
  • デジタル家電
  • eコマース(非アプリ)
  • マタニティ・ベビー
  • メークアップ/スキンケア
  • ペット
  • 家庭用品
  • 家の改装
  • アプリケーション
  • 日常生活サービス
  • ニュースデータ
  • 飲食・グルメ
  • 旅行
  • ゲーム
  • 教育

行動ターゲティング

行動ターゲティングでは、TikTok ユーザーのアプリ内行動を指定して、特定の行動をおこなったユーザーをターゲティングします。具体的には「動画インタラクション」や「クリエイターインタラクション」、「ハッシュタグインタラクション」の3つがあります。

ターゲティングの種類詳細
動画インタラクション・過去7日間または15日間で、特定のカテゴリーの動画(広告ではないもの)にアクションを起こしたユーザーをターゲティング
・アクションの定義は、動画視聴完了、いいね、コメント、シェアのうちから1種類以上選択可能
クリエイターインタラクション・特定のタイプのクリエイター(TikTok ユーザー)をフォローした、あるいはプロフィールを閲覧したユーザーをターゲティング
ハッシュタグインタラクション・特定のハッシュタグが付いた動画を視聴したユーザーをターゲティング
TikTok 広告ターゲティング:行動ターゲティング
動画インタラクション

動画インタラクションでは、特定のカテゴリーの動画に視聴完了、いいね、コメント、シェアのいずれか1種類以上のアクションをしたユーザーをターゲティングできます。

動画のカテゴリーはあらかじめ用意されているカテゴリーから選択できます。動画インタラクションもまた上位カテゴリーと下位カテゴリーがあり、この記事では上位カテゴリーのみ一覧で紹介します。

  • パフォーマンス
  • 才能
  • 家族と人間関係
  • 自然
  • ライフスタイル
  • 社会
  • 美容とスタイル
  • エンターテインメント
  • 文化、教育、テクノロジー
  • スポーツとアウトドア
  • 自動車と乗り物
  • 超常現象とホラー
クリエイターインタラクション

クリエイターインタラクションでは、動画インタラクションと同様に、クリエイターのタイプをカテゴリーから選択して設定します。

動画インタラクションとの違いは、動画コンテンツに対してではなくクリエイター(TikTok ユーザー)に対してのアクションをしたユーザーに配信する点です。

クリエイターインタラクションもまた上位カテゴリーと下位カテゴリーがあり、この記事では上位カテゴリーのみ一覧で紹介します。

  • ドラマ
  • 才能
  • 人間関係
  • モチベーションとアドバイス
  • 日常生活
  • 社会
  • 家族
  • 動物
  • DIY とライフハック
  • インテリアとガーデニング
  • アート
  • フードとドリンク
  • 旅行
  • ポップカルチャー
  • フィットネスと健康
  • 交通機関と乗り物
  • アウトドア活動と自然
  • テクノロジーと教育
  • トランジション
  • 口パク
  • 2次元コンテンツ
  • ランダムな撮影
  • お笑い
  • ファッションと美容
  • ゲーム
  • 妙な心地良さ( ASMR など)
  • スポーツ
  • 職業
ハッシュタグインタラクション

指定したハッシュタグが付いている動画を視聴したユーザーに配信できるターゲティングです。ハッシュタグインタラクションも、あらかじめ用意されたカテゴリーから選択しますが、他のターゲティングと異なり、管理画面のターゲティング編集画面で検索をして、表示された結果のなかから選択する仕組みになっています。つまり、検索してみないと選択できるカテゴリーがあるか不明です。

たとえば「コスメ」と検索してみると次のように検索結果が表示されました。ここに表示されたハッシュタグのみ選択できます。

広告セット編集画面 > 興味&行動 > ハッシュタグインタラクション

このハッシュタグの検索には少しコツが必要になります。というのも、ある単語を入力して検索結果が表示されなかったのに、その単語の一部のみ入力すると結果に表示されるという挙動がよく起きます。

たとえば「英会話」という単語を検索すると検索結果無しと表示されるのに、「英」のみで検索すると検索結果にしっかりと「#英会話」が出てくるという現象があります。

希望のハッシュタグが表示されなかったとしても、諦めず単語の一部や言いかえなどで検索してみることをおすすめします。

デバイス

ユーザーが使用しているデバイスの条件を指定してターゲティング設定することができます。具体的にはシステムバージョンやデバイスモデル、通信環境、キャリア、デバイス価格でターゲティング設定が可能です。

ターゲティングの種類詳細
システムバージョン・OS の種類を、iOS/Android/無制限から選択してターゲティング
・各 OS はバージョンの指定も可能
デバイスモデル・デバイスの機種をターゲティング 
例:iPhone 12 Pro など
通信環境・接続している通信環境をターゲティング
・Wi-Fi、2G、3G、4G、5G、無制限から1つ以上選択可能
キャリア・デバイスのキャリアをターゲティング
・日本では au、NTT docomo、SoftBank から選択可能
デバイス価格・デバイスの価格をターゲティング
・価格は US ドルで指定し、0ドルから1,000ドルまでは50ドル刻み、それ以上は「1,000ドル以上」として指定可能
TikTok 広告ターゲティング:デバイス

ターゲティング設定のコツは“絞りすぎないこと”

興味&行動のターゲティングは基本的に設定内容を増やすほど配信対象が広がります(ターゲティングをまったく設定しなかった場合のみ、すべてのユーザーが配信対象になるため例外)。

しかし興味&行動ターゲティングの設定を増やしすぎると配信対象が多すぎて最適化の効率が悪くなってしまう可能性もあります。

また、興味&行動ターゲティング以外のターゲティング機能は、基本的に配信対象を絞り込むターゲティングです。配信対象を絞り込みすぎると最適化のための学習がうまくできなくなってしまう可能性があります。

広告セット編集画面の右側には、ターゲティング設定内容に応じた推定オーディエンス数(配信対象)が表示されます。ここに「普通」と表示されていれば、配信対象が多すぎもせず、少なすぎもしないと判断できます。

配信対象が少ない、あるいは多いと成果がでないというわけではありませんが、配信対象のバランスも注意しつつターゲティングを決めるのが良いでしょう。

広告セット編集画面 > 興味&行動ターゲティング

また、ターゲティングの内容によって広告セットを複数に分けて配信する方法もおすすめです。たとえば、興味関心ターゲティングで「コスメ」を設定した広告グループ A と、ハッシュタグインタラクションで「#コスメ」を設定した広告グループ B の2種類を作成して配信する方法です。

この方法で運用する際には、キャンペーンの設定で「キャンペーン予算最適化」に設定すると、キャンペーン内の各広告グループの予算配分が自動化されるのでより成果を出しやすくなります。

ターゲティングの内容によって広告セットを分割すると、どのターゲティングでの配信が成果が良いか分析しやすくなるのに加え、成果の良いターゲティングの配信を増やして、成果が出ないターゲティングの配信をやめるなどの調整ができるようになります。

活用できそうなターゲティングを探してみよう

広告配信で成果を出すにはターゲティング戦略が重要です。今回の記事では、TikTok 運用型広告で使用できるターゲティングを網羅できるように解説しました。活用できそうなターゲティングは見つかったでしょうか?

何をターゲティングするかだけでなく、ターゲティングをどう設定するかによっても成果が変わることがあります。今後ますます発展が期待できる TikTok 広告を最大限活用できるよう、さまざまなターゲティングを試してみてください。

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