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データフィードとは?活用シーンやメリット、相性の良い業界と使用時の3つのポイントを解説

EC サイトや不動産ポータルサイトを運営していると、商品数や掲載件数が多いため、「データフィード」を使用しているケースが多いと思います。

商品の価格やサイズ、タイトルなど、サイトや広告の配信に必要なデータの更新は、情報が膨大であればあるほど、データフィードが力を発揮します。

この記事では、データフィードの特徴やメリット、広告運用における活用シーン、使用時の3つのポイントを紹介します。

データフィードとは、商品データなどを配信先の媒体やプラットフォームの体裁に合わせて送信する仕組み

データフィードとは、商品情報などのデータを配信先の媒体やプラットフォームの体裁に合わせて送信する仕組みのことで、エクセルや CSV ファイルを使用してデータを送信します。

Web 広告業界では、商品数が多い EC サイトなどの配信での使用が一般的ですが、その他にも、サイト運営時の情報追加や修正などでも活用します。

データフィードに入力されたデータの例

データフィードを用いた広告は、媒体指定の形式でインポートした商品情報と、閲覧履歴や属性データなどのユーザー情報を活用することで、関連性が高い広告が配信できます。

広告運用にデータフィードを活用するメリット

データフィードを活用すると、多くの情報を一元管理でき、その情報を使用して各ユーザーの興味関心に適した広告を簡単に配信できる2つのメリットがあります。それぞれについて詳しく解説します。

アルゴリズムによって「見込み顧客の関心度が高い可能性の商品」を選び、広告を配信

各媒体のアルゴリズムや所有しているデータから、見込み顧客の関心度が高い可能性の商品が広告として配信されます。

1枚の画像を設定するディスプレイ広告の場合、あらかじめ設定した商品のみしか配信できませんが、データフィードを利用した広告では、登録した商品の数だけ広告の配信が可能です。

▼ 動的リマーケティングについてはこちら

データフィードを更新するだけで、配信中の広告も修正可能

検索広告やディスプレイ広告を管理画面上で一つ一つ入稿する場合、商品情報が更新された際に、広告も一つ一つ変更、もしくは再入稿する必要があります。

EC サイトのように数百単位で商品がある場合、一つ一つ手作業で対応することは現実的ではないうえに、入稿のタイミングで広告を停止する必要があり、機会損失にもなってしまう恐れがあります。

データフィードを活用すれば、広告の再入稿の必要もなく、フィード情報の修正のみで商品の更新が可能になります。さらに、在庫管理のシステムと連携させたり、サイトからフィード情報を自動取得させたりする仕組みを作れば、商品情報の自動更新もできます。機会損失を防ぎつつ、たくさんの商品の配信をおこなうにはデータフィードの活用は必須と言えます。

広告運用におけるデータフィードの活用シーン

次に広告フォーマットと業種の観点から紹介します。データフィードの活用シーンは、大きくわけて4つあります。同じものを使用できる場合もあれば、媒体が指定するフォーマットに合わせて作成する必要がある場合もあります。

Google ショッピング広告

Google ショッピング広告は、小売店向けの広告配信メニューで、EC サイトや実店舗で在庫がある商品の広告を掲載できます。データフィードは、Google Merchant Center に商品情報を送信するために使用します。指定のフォーマットでリスト化した商品情報(データフィード)を Google Merchant Center に登録すると広告配信できます。

「スニーカー ナイキ」の検索結果に表示されるショッピング広告
▼ Google ショッピング広告についてはこちら

Googleショッピング広告とは?成功事例とフィード作成方法&運用で守りたい4つのポイント

Googleのショッピング広告とは、小売店のために用意された広告のメニューです。検索広告では伝えることのできない商品のビジュアルを、ユーザーへ対してリアリティのある訴求をすることができます。ショッピング広告でおすすめの商品やメリット・デメリットを含め解説していきます。

動的リマーケティングなどのダイナミック広告

動的リマーケティングなどのダイナミック広告を使って広告配信をするときも、データフィードを使用します。商品データなど配信したい内容をリスト化した情報とユーザーの閲覧履歴や購入情報などを使って、関連度が高い広告を配信できます。

Google ショッピング広告を配信している場合は、同じフィードで動的リマーケティング広告の配信も可能です。

動的リマーケティングは、Google や Yahoo!、その他 SNS(Facebook や Instagram、LINE、Twitter など)でも配信が可能です。以下は主要な動的リマーケティングの一例です。

広告名ターゲティング方法
Google ディスプレイ広告動的リマーケティング
Yahoo!動的ディスプレイ広告サイトリターゲティング
Facebook ダイナミック広告カスタムオーディエンス
Instagram ダイナミック広告カスタムオーディエンス
Twitter ダイナミック商品広告(Dynamic Product Ads : DPA)DPA リターゲティング
LINE Dynamic Adsウェブトラフィック、モバイルアプリオーディエンス、IDFA/AAID アップロード、LINE 公式アカウントの友だち、類似(プロスペクティング配信)
TikTok ダイナミック広告ユーザーリスト(カスタムオーディエンス)

▼ 動的リマーケティングについてはこちら

DSP(Criteo など)

Criteo に代表される DSP にもデータフィードを使用した広告フォーマットがあります。DSPとは、広告枠の買い付けや配信・効果分析を自動でおこない、広告配信の最適化を図るプラットフォームです。

学習精度と最適化に強みがあり、EC サイトや転職サイト、不動産サイトなどさまざまな業種で使用されています。

DSP を提供する各社が連携しているメディアの購買データを活用したターゲティングができます。また、リマーケティングだけでなく、サイト訪問歴のない潜在層のユーザーの興味関心が高そうな商品の広告配信を強みとしています。

Google 検索広告・Yahoo!検索広告

データフィードは、広告カスタマイザ(Google)/アドカスタマイザー(Yahoo!)でも使用します。広告カスタマイザを使うと、ユーザーが検索したキーワードに合わせた見出しや説明文の広告が配信できます。大量のデータを登録するには、エクセルやスプレッドシートでフィードを作成する必要あります。

例えば、店舗集客の広告を出している際に、新規店舗の広告を配信するときも有効です。その際はデータフィードに、新規店舗の情報を追加し、広告管理画面にアップロードするだけで、既存の広告同様に配信ができるようになります。

▼ Google広告カスタマイザ・Yahoo!アドカスタマイザーについてはこちら

データフィードをよく使う業界

データフィードは商品や店舗など、EC サイトに代表されるような、提供する商品が多い場合によく用いられます。数百、場合によっては数万もの商品に対して一つひとつ広告を作成し、在庫状況や価格変更に合わせて広告の変更や管理をおこなうのは現実的ではないためです。

しかし、データフィードを使用すれば、一括管理や自動更新が可能になります。また商品数が多い転職/就職サイト、不動産ポータルサイト、旅行サイトなどでもよく使用されます。

例えば、7,000円台の赤いスニーカーを1度見たユーザーに対して、同じブランドの価格違いのスニーカーや、同じ価格帯の色違いのスニーカーなどを動的リマーケティングを利用して表示できます。

ECサイトのディスプレイ広告の表示例

データフィードを使用する際の3つのポイント

配信したい広告に審査や準備があるように、データフィードも広告の一部なので、各媒体が指定する仕様を守るなどのコツを抑えて作成すると、成果向上に繋がります。データフィードを活用するうえで抑えておきたいポイントを3つ解説します。

1.媒体ごとに定められているデータフィード仕様を守る

Google Merchant Center、Criteo、各種 SNS 広告と、同じデータフィードでも媒体の数だけフォーマットが用意されています。必要な情報は大きく変わらないものの、媒体によって仕様が少し異なるものもあるので注意しましょう。

例えば、タイトルの文字数や必須項目、フォーマットのタイトル部分などです。仕様を守っていない場合エラーになったり、意図したように表示されなかったりします。それぞれの仕様を確認し守って作成しましょう。

各媒体のデータフィードの仕様は以下で確認できます。

2.情報を常に最新にする

データフィードを使用するうえで、大切なことは「常に内容を最新にする」ことです。特に EC サイトの場合は、毎日のように在庫状況や価格が変化します。サイト内とデータフィード内の情報が異なると審査落ちしますが、まれに在庫がない商品の広告で表示されてしまうという大きな無駄が発生することもあります。

機会損失や無駄防止という観点や、ユーザーの利便性という観点からも、常に情報を最新にしておくことが大切で、データの自動取得や更新する方法も検討しましょう。

3.必須項目だけでなく、任意項目もできる限り埋める

データフィードにはタイトルや値段などの必須項目と商品のカラーなどの任意項目があります。仕組み上、最低限必須項目さえあれば広告を配信できますが、任意項目でもなるべく多くの情報を入れることをおすすめします。

データフィードに多くの情報を載せることで、SNS 広告や Criteo ではユーザーのサイト内の行動と商品情報の紐づけがより詳細にできるようになります。例えば、「白いブラウス」を閲覧したユーザーに、閲覧した商品はもちろん、類似商品や閲覧した白いブラウスと一緒に他のユーザーが検討している商品の広告を表示できます。

また、ユーザーの検索に応じて表示されるショッピング広告でも、情報が多いほど表示されやすくなります。任意項目以外にも、説明文にも商品情報を可能な限り多く入れておくことで、検索したユーザーに適した商品だと Google が認識しやすくなり、検索時に表示されやすくなります。

必須属性や推奨される属性を使用して商品を正確に説明することで、ユーザーが商品を見つけやすくなります。

引用元:フィードについて │Google Merchant Center ヘルプ

データフィードを活用してみよう

データフィードは EC サイトなど多くの商品を見せるために必須のツールです。数十件程度であれば手作業でも可能ですが、数百・数千の商品を、いくつもの媒体で、フォーマットに合わせて準備することはかなりの労力が必要になります。

それは手動では物理的に不可能ですが、システムを使った作業でも同様です。その作業を効率化させるために一括で管理が可能なツールも提供されています。貴社の状況や商品数に合わせた方法を選んで、まずは作成してみましょう。

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記事を書いた人

林 ひかり
林 ひかり

広告運用 コンサルタント

2020年1月に広告運用コンサルタントとして入社。新卒で入社した不動産会社向けシステム会社で、気づいたらマーケティング担当になっていて、サイト運営や広告運用などいろいろ携わった元”なんでも屋のぼっちマーケター” 広告運用以外だとGoogleAnalyticsとZapierが好き。鈴木愛理とハロプロに支えられ、毎日楽しく広告運用してます。

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