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機械学習の特徴をつかめば実は簡単!ユニバーサルアプリキャンペーンの効果を最大化させるポイントと注意点

キーマケ編集部

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2023.03.01

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  • ローンチ直後から多くのユーザーにアプリを使ってほしい
  • 「アプリインストール数がなかなか伸びない」
  • 「インストール単価が高くなってきている」

といったお悩みありませんか。

FacebookやTwitterなどのSNS広告から、アプリストア内の検索広告のApple Search Adsなど宣伝の方法はありますが、今回は、それらに比べて導入しやすいユニバーサルアプリキャンペーン(UAC)を用いる方法をご紹介します。

私が実際にインストール単価100円、5,000回以上のアプリインストールを獲得した最適化ポイントをご紹介します。

ユニバーサルアプリキャンペーン(UAC)とは

ユニバーサルアプリキャンペーンは、広告文とアセット(広告に必要な画像、動画、テキストなど)を登録することで、Google検索、Googleディスプレイネットワーク、Google Play、YouTubeといった、Google広告のほとんどの配信面に広告を配信できるキャンペーンです。

登録した広告文とアセットの組み合わせによって広告クリエイティブが生成されるため、非常に始めやすいキャンペーンになります。

登録できるアセット(各20個まで登録可)

広告文の他に、動画、画像、HTML5を登録することができます。

動画

  • YouTubeでホストされている必要あり
  • 横向き、縦向き、正方形の中から選択可

画像

  • 最大サイズ:150KBまで
  • 形式:jpg・gif・pngのいずれか

HTML5

  • 最大サイズ:1MB
  • 形式:.zip
  • ファイル数:40以下
  • サポートされているサイズ
    • 300×250(固定)
    • 320×50(固定)
    • 480×320(横向きインタースティシャル、可変)
    • 320×480(縦向きインタースティシャル、可変)

「アプリのインストール数」を重視した「安く伸ばす」最適化のポイント

UAC最適化のポイントですが、以下の2点になります

  1. 機械学習の邪魔をしない調整
  2. アセットの最適化

1.機械学習の邪魔をしない調整

機械学習の効果を最大に引き出すにはパターンや法則を見つけるための情報の「量」が必要になります。

UACも機械学習を用いたキャンペーンになりますので、インストールユーザーの数が増えれば増えるほどインストール単価が安定してきます。

こうした特徴から、配信開始からしばらく(1週間から3週間)は日によって配信される時間帯に偏りが出たり、インストール単価も高騰することがありますが、焦って設定を大幅に変更してしまうと機械学習がリセットされ更にパフォーマンスが悪化する恐れがあります。

UACにおいて運用者が管理画面上で変更できる「日予算」や「入札単価(目標インストール単価)」を頻繁に変更してしまうと機械学習がうまく動かないだけでなく、設定値から20%以上の変更をするとそれまで溜まっていたデータがリセットされてしまうこともあるようです。

インストール単価や配信量の多少の変動があっても設定変更を行わず様子見することをオススメしますが、どうしても調整が必要になった場合は以下の点に注意してみてください。

  • 設定値の変更は20%以内に抑える
  • 変更後は最低でも1~2週間またはCVが100件ほど溜まるまでは更なる変更は加えない
  • 最初に設定する数値は余裕を持った数値を設定
    → キャンペーン予算は最低でも目標CPIの50倍の額が推奨されています

機械学習の最適化に用いるデータにはもちろん成功パターンも必要ですが、失敗といえる悪いデータも汲み取られることで最適化が進んでいくと考えると、やはり配信開始後のしばらくの期間は焦らずに我慢強く様子を見てみてください。

2. アセットの最適化

UACは、機械学習によって広告クリエイティブや入札額が自動的に最適化されるため、人が手を加えることのできる項目は多くありません。

そこで重要となるのが「アセットの見直しや変更」です。常に複数のアセットを登録して、効果の高いアセットを残し、低いものは新たなものに変更するようにしましょう。

動画のポイント

多くの情報を効果的に伝えることのできる「動画」は、広告効果に大きく影響しますので、下記のポイント意識してみてください。

横向き(16:9)をメインに、2本以上の動画を登録する

まずは、アプリ内容を分かりやすく説明する動画から登録してみてください。

実際のプレイ画面を表示させる

ひと目でアプリの動画広告であることを認識してもらうことができます。

サブタイトルを動画内に追加する

デバイスの音声設定がOFFになっていても、動画の内容を把握してもらえるため、プレイ画面などの視覚だけで把握できるものでは無い限り、動画内のテキストでの説明もご検討ください。

テキストで訴求する場合は「今すぐインストール」など直接的な文言にすることで反応率の良化にもつながります。

▼ こちらも合わせて参考にしてみてください

アプリ インストールにつながる動画クリエイティブ

アプリ インストールにつながる動画クリエイティブ

画像のポイント

動画ほどの情報量は入れられない画像ですが、シンプルな分だけ訴求したい点を強調できるので、ユーザーにとって有意な情報を入れましょう。

例)「アプリ公開キャンペーン」「今だけ初期手数料無料」「◯◯日無料」など

  • まずはネイティブ広告用の1200×628のサイズを優先的に製作して、その他のサイズ展開していく流れにしましょう。
  • 徐々に様々なフォーマットに最適な形で配信されるように横長、縦長など推奨画像サイズを増やしていきましょう。

HTML5 のポイント

ゲームアプリなどではプレイアブル広告のようなインターラクティヴなフォーマットとして追加することでエンゲージメント率の良化も見込めます。

アプリインストール広告はあくまでも手段

ここまで、アプリのインストール数をより効率的に獲得するためのポイントをいくつかご紹介してきましたが、インストール数が伸びても思ったほど売上につながらいといったケースがあります。

なぜなら、インストール後すぐにアンインストールされる、もしくはアプリを一度も開かずにそのままになってしまうなど、インストールされた後のユーザーアクションこそ重要だからです。

特に、似たようなアプリが多く存在するジャンルでは一度「使いづらい」「よくわからない」となってしまうと、せっかく広告費を使ってインストールしてもらっても二度と利用してもらえません。

広告配信前に「穴の空いたバケツに水を注いでいないか」を確認し、「使いやすい」「わかりやすい」アプリ設計を行うことこそ、アプリインストール広告のキモとなります。

弊社ではアプリ広告の運用代行はもちろん、アプリのUI/UXに関するご相談も承っております。ぜひともお気軽にご相談ください。

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